私もビョーキだ/凪のあすから17話他2014/1/31感想
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凪のあすから 第17話「ビョーキなふたり」
漫画感想(「僕に恋するメカニカル」1,2巻)

先週金曜~土曜の所用を引きずって疲労困憊の一週間でしたが、なんとか終了。何より寝落ちせずに今回の感想を書けたのが達成感高い。いやまあ24時越してますが。
凪のあすから 第17話「ビョーキなふたり」
©Project-118/凪のあすから製作委員会
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト



気持ち悪くても、みっともなくても、最低でも。気持ちはどうしようもない。
前回に続いて美海とさゆの衝突があったわけですが、今回は2人の5年間の過ごし方が表れていたように感じました。初恋の人の近くにいても届かないという同じもどかしさを味わい、その人と会えない同じ苦しみを感じてきた2人ですが、その耐え方は異なっています。美海は光達が無事だと信じ「変わらない」ことで耐えてきたわけですが、さゆは「変わる」ことで耐えてきたのですから。膝の絆創膏を外して、大嫌いだった勉強も熱心にするようになって、「女一人で生きていく」と決めて。辛さに負けない自分であろうと必死にやってきた結果が、今の彼女。でも、その作り上げた自分に囚われてしまってもいて、だから要にすぐに会いに行けない。まだ手が届かないことを感じたら、大人ぶって諦めようとすらする。
他の作品であれば、彼女のような立場のキャラはガチガチの堅物になっていて美海との距離も開いて……なんて風にすることも珍しくないように思いますが、さゆについては振り幅を大きくするのではなく、揺れ動く様子を接写することで等身大のままその恋心を浮き彫りにしているのが素晴らしいです。もちろん、光達の間で度々かわされていた「変わる・変わらない」というテーマがさゆと美海にも通底していることも見逃せません。



なお、美海とさゆがそれぞれ思いを寄せる相手の再会時の反応は
光→誰?
要→なんとなく感づく
と異なっていましたが、まあこれは5年の経過を把握していたかどうかという違いがあるので仕方ない。どちらかと言えば要のイケメンぶりは、その後ちゃんと自分から会いに行ったところに発揮されているかと思います。しかもその後、同い年になったのにまた頭を撫でたことを詫びるフォローも忘れない。ああ、これは間違いなくあの日のさゆが惚れたイケメンだwww
それに対してさゆが慌てて行ったのが、「小さかった頃と同じ態度を取ろうとする」だったのもまた、かわいらしくてたまりません。先述したように、変わることで会えない悲しみに耐えてきて、それでついさっきは美海と喧嘩までしたのに。昔の自分を演じることで今の自分を保とうとするなんて、矛盾しているのになんとも人間臭い。そんな彼女は本当に、要にとって「相変わらず」に見えたことでしょう。頑張れ、さゆ。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
凪のあすから 第1話「海と大地のまんなかに」
凪のあすから 第2話「ひやっこい薄膜」
凪のあすから 第3話「海のいいつたえ」
凪のあすから 第4話「友達なんだから」
凪のあすから 第5話「あのねウミウシ」
凪のあすから 第6話「巴日のむこう」
凪のあすから 第7話「おふねひきゆれて」
凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」
凪のあすから 第9話「知らないぬくもり」
凪のあすから 第10話「ぬくみ雪ふるふる」
凪のあすから 第11話「変わりゆくとき」
凪のあすから 第12話「優しくなりたい」
凪のあすから 第13話「届かぬゆびさき」
凪のあすから 第14話「約束の日」
凪のあすから 第15話「笑顔の守り人」
凪のあすから 第16話「遠い波のささやき」
<漫画感想>
僕に恋するメカニカル (1) (カドカワコミックス・エース)

渡会けいじの「僕に恋するメカニカル」1,2巻を読了。前作「O/A」は未読なのですが。pixivなどで楽しませてもらっていたこともあり今回作品に手を出してみました。何だかターミネーターチックな理由で襲われる主人公・新城毎太と、未来からやってきた人間&ロボのお話です。かわいい女の子が次々出てきますが、ハーレムとは言いがたくもあり言いやすくもあり。何せ毎太の抹殺と白いアレを狙って来る敵だもの。特に序盤の正統派美少女ぶりと、続く角ドン女子のハニトラぶりが楽しく、「分かってても引っかかっちゃう」毎太を見ていて責められないwww
もっとも、レギュラー女子陣の方に目を向けると1巻表紙の2人はどちらもヒロインとして定まっていない感じで、そうした意味では悪い意味でハーレムとは言いがたくもある。ギャグと本筋のバランス次第で今後の読み心地は大きく変わってきそうです。

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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-2087.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/tokyomx13017-8f.html
http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2014/02/post-b121.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5514.html
http://blog.livedoor.jp/katsux2/archives/51909064.html
http://blog.livedoor.jp/bobu_mono/archives/36049258.html
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http://84870.blog13.fc2.com/blog-entry-3296.html
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http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-7378.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-1194.html
凪のあすから 第17話「ビョーキなふたり」
漫画感想(「僕に恋するメカニカル」1,2巻)

先週金曜~土曜の所用を引きずって疲労困憊の一週間でしたが、なんとか終了。何より寝落ちせずに今回の感想を書けたのが達成感高い。いやまあ24時越してますが。
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気持ち悪くても、みっともなくても、最低でも。気持ちはどうしようもない。
前回に続いて美海とさゆの衝突があったわけですが、今回は2人の5年間の過ごし方が表れていたように感じました。初恋の人の近くにいても届かないという同じもどかしさを味わい、その人と会えない同じ苦しみを感じてきた2人ですが、その耐え方は異なっています。美海は光達が無事だと信じ「変わらない」ことで耐えてきたわけですが、さゆは「変わる」ことで耐えてきたのですから。膝の絆創膏を外して、大嫌いだった勉強も熱心にするようになって、「女一人で生きていく」と決めて。辛さに負けない自分であろうと必死にやってきた結果が、今の彼女。でも、その作り上げた自分に囚われてしまってもいて、だから要にすぐに会いに行けない。まだ手が届かないことを感じたら、大人ぶって諦めようとすらする。
他の作品であれば、彼女のような立場のキャラはガチガチの堅物になっていて美海との距離も開いて……なんて風にすることも珍しくないように思いますが、さゆについては振り幅を大きくするのではなく、揺れ動く様子を接写することで等身大のままその恋心を浮き彫りにしているのが素晴らしいです。もちろん、光達の間で度々かわされていた「変わる・変わらない」というテーマがさゆと美海にも通底していることも見逃せません。



なお、美海とさゆがそれぞれ思いを寄せる相手の再会時の反応は
光→誰?
要→なんとなく感づく
と異なっていましたが、まあこれは5年の経過を把握していたかどうかという違いがあるので仕方ない。どちらかと言えば要のイケメンぶりは、その後ちゃんと自分から会いに行ったところに発揮されているかと思います。しかもその後、同い年になったのにまた頭を撫でたことを詫びるフォローも忘れない。ああ、これは間違いなくあの日のさゆが惚れたイケメンだwww
それに対してさゆが慌てて行ったのが、「小さかった頃と同じ態度を取ろうとする」だったのもまた、かわいらしくてたまりません。先述したように、変わることで会えない悲しみに耐えてきて、それでついさっきは美海と喧嘩までしたのに。昔の自分を演じることで今の自分を保とうとするなんて、矛盾しているのになんとも人間臭い。そんな彼女は本当に、要にとって「相変わらず」に見えたことでしょう。頑張れ、さゆ。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
凪のあすから 第1話「海と大地のまんなかに」
凪のあすから 第2話「ひやっこい薄膜」
凪のあすから 第3話「海のいいつたえ」
凪のあすから 第4話「友達なんだから」
凪のあすから 第5話「あのねウミウシ」
凪のあすから 第6話「巴日のむこう」
凪のあすから 第7話「おふねひきゆれて」
凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」
凪のあすから 第9話「知らないぬくもり」
凪のあすから 第10話「ぬくみ雪ふるふる」
凪のあすから 第11話「変わりゆくとき」
凪のあすから 第12話「優しくなりたい」
凪のあすから 第13話「届かぬゆびさき」
凪のあすから 第14話「約束の日」
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凪のあすから 第16話「遠い波のささやき」
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僕に恋するメカニカル (1) (カドカワコミックス・エース)

渡会けいじの「僕に恋するメカニカル」1,2巻を読了。前作「O/A」は未読なのですが。pixivなどで楽しませてもらっていたこともあり今回作品に手を出してみました。何だかターミネーターチックな理由で襲われる主人公・新城毎太と、未来からやってきた人間&ロボのお話です。かわいい女の子が次々出てきますが、ハーレムとは言いがたくもあり言いやすくもあり。何せ毎太の抹殺と白いアレを狙って来る敵だもの。特に序盤の正統派美少女ぶりと、続く角ドン女子のハニトラぶりが楽しく、「分かってても引っかかっちゃう」毎太を見ていて責められないwww
もっとも、レギュラー女子陣の方に目を向けると1巻表紙の2人はどちらもヒロインとして定まっていない感じで、そうした意味では悪い意味でハーレムとは言いがたくもある。ギャグと本筋のバランス次第で今後の読み心地は大きく変わってきそうです。

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