いい度胸ね/となりの関くん9話他2014/3/3感想
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<記事内アンカー>
となりの関くん 9時限目 「編み物」
咲-Saki- 全国編 第8局 「防塞」
バディ・コンプレックス 第9話「カップリングシステム」

公開日をうっかり逃してしまった劇場版モーパイ、川崎でやってれば御の字のつもりだったけど海老名でもやってるのか。ありがたい。
となりの関くん 9時限目 「編み物」
© 森繁拓真/株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊・アニメの関くん製作委員会

【悲報】横井さんはバレンタインに編み物を送ったことがある
地味にショックな発言だったのだが、原作読み返してみたらこちらではそんなことは言っていなくて一安心。
横井さんがアニメ版ミスター味っ子の審査員レベルまで妄想力を全開にする話だったわけですが、漫画の「ページ切り替えたら驚きの場面」「一瞬で台詞情報を一気に伝える」といった特性を上手くアニメに変換できていなかったかなあ。例えばダブルフックアフガン針とか、原作1コマだったのがアニメ的な動きを加えた2コマに分割されていて、そこに驚くのかよという衝撃が薄まってしまっている。原作と比べて横井さんの編み物に関する上から目線が強化されていたけれど、代替にはなれていなかった感。サボテン編みぐるみを解体されて呆然とする横井さんが(先生に見えないように)絶妙な中腰で呆然としていたのが再現されていないのももったいない。ただ、解体の様子を単に早回しするのでなく横井さんの瞳に映すのは奇妙さが「目の前のことが信じられない」様に妙に合っていて笑えました。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
となりの関くん 0時限目 「棒倒し」「猫」
となりの関くん 1時限目 「ドミノ」
となりの関くん 2時限目 「将棋」
となりの関くん 3時限目 「机みがき」
となりの関くん 4時限目 「囲碁」
となりの関くん 5時限目 「消しゴムはんこ」
となりの関くん 6時限目 「避難訓練」
となりの関くん 7時限目 「手紙まわし」
となりの関くん 8時限目 「将棋②」
漫画感想(「となりの関くん」3巻、「Dimension W」2巻)
漫画感想(「となりの関くん」4巻、「セレスティアルクローズ」6巻)
漫画感想(「となりの関くん」5巻)
咲-Saki- 全国編 第8局「防塞」
©小林 立/スクウェアエニックス・咲全国編製作委員会



薄墨の異能の攻撃力を発揮させまいと自分に鞭打つ塞、しかし爆乳は空気を読まない。
能力封じと言うシンプル過ぎる能力を、直接対決ではなく周囲の動きで緊張感溢れるものにするという手法が麻雀らしい。結果だけ見る分には清澄としてはいい展開になっているにも関わらず、和以外は久が回想でちょっと喋るだけというカットぶりのせいで余計なことしいにしか見えない!www 自覚無しでやらせることで、悪役ではない絶妙なウザさが生まれているのが笑えます。久の萎縮と失点が「点数調整だよね」と言われてしまったように、和に普通に点を稼がせるのでは視聴者が飽きてしまうところなので、視点を変えることでそれを感じさせないのは上手いなあ。



こうした清澄の横へののけ方と、ようやくの掘り下げの組み合わせで今回は宮守が非常に主役っぽい。回想で仲良しぶりをアピールするのではなく、現在のシロと塞の会話でほんのりと皆への思いを感じさせる、というのは尺にもあった描き方であったように思います。エイスリンやモノクルについてはもう一歩踏み込んでほしい気はするけれど……
しかし幼女磔の異様なオカルト的派手さも目を引くが、なんで塞はチャイナ服なんだ。ダメだとは一言も言ってない!
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
咲-Saki- 全国編 第1局 「上京」
咲-Saki- 全国編 第2局 「応援」
咲-Saki- 全国編 第3局 「始動」
咲-Saki- 全国編 第4局 「東風」
咲-Saki- 全国編 第5局 「神鬼」
咲-Saki- 全国編 第6局 「萎縮」
咲-Saki- 全国編 第7局 「注目」
シーズン外アニメ感想「咲-Saki-」
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第13局「混戦」
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第14局「憧憬」
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第16局「軌跡」
*阿知賀編15話感想は欠番
バディ・コンプレックス 第9話「カップリングシステム」
©SUNRISE/BUDDY COMPLEX COMMITTE



明かされるカップリングシステムの真実の一端と、青葉とディオの可能性。
9話にしてようやくのコンビもの定番の殴り合いですが、これが「分かり合うためのツール」ではなく「分かり合ったからこその殴り合い」として使われているのが面白い。未来に帰りたいという気持ちが報われそうにないことに落ち込む青葉、かつて家族のことで悩んでいたディオ。お互いのことを知り得たからこそ、ぶつかり合うことができる。殴り合いの後に相手の事情を知る、といったものではなく、(口での)殴り合いを続けながら息ぴったりというのが実に爽快でした。単純な強敵撃破やコードT2ライズに頼るのではなく、まっとうに論理だった作戦をカップリング時間延長という手段で乗り越えるのもチート機能なのに妙にリアルロボットしている。ただその伏線としてのフェルミ博士の前のデモンストレーションや彼のキャラ立ても自然ではあっただけに、死に方だけ唐突さが悪目立ちしてしまった印象はあるかな。



落ち目のマルガレタ特務武官はもう完全に視聴者のS心を誘うキャラに……第2次スパロボZのシオニーちゃんブームに乗り切れなかった僕ですが、今回のマルガレタの様子にはゾクゾクせざるを得ない。そう思えた理由としては、彼女に死が迫る様子が描けていたことが挙げられます。直接戦闘に出るというだけで彼女の死を意識した視聴者は多いと思いますが、その後の煽り方が上手いんですよね。
正面にブラディオン→あ、死んだ
と思いきや裏周りして両腕切断→、お、生きる?
と思いきや腰から上を切断→あ、やっぱ死んだ
と思いきや爆発したけど中は無事です→お、生きる?
と思いきやコクピットが死んだ!→あ、結局死んだ?→結局生還
こうした揺り返しの中で切断されるヴァリアンサー、沈黙するコクピット、泣き叫ぶマルガレタを繋げることで、機体の外と内、視聴者とマルガレタの両方に死の臨場感を感じさせる演出がなされています。直接的な残酷さや変顔といった要素に頼らずこう描けるのは上手いなあ。さて、危ういところをアルフリードに助けられた彼女には今後どんな役割が待っているのか。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
バディ・コンプレックス 第1話「出会い」
バディ・コンプレックス 第2話「ナイスカップリング」
バディ・コンプレックス 第3話「再会」
バディ・コンプレックス 第4話「決断の時」
バディ・コンプレックス 第5話「傷跡」
バディ・コンプレックス 第6話「もう一人のカップラー」
バディ・コンプレックス 第7話「バディ」
バディ・コンプレックス 第8話「嵐の夜」

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© 森繁拓真/株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊・アニメの関くん製作委員会

【悲報】横井さんはバレンタインに編み物を送ったことがある
地味にショックな発言だったのだが、原作読み返してみたらこちらではそんなことは言っていなくて一安心。
横井さんがアニメ版ミスター味っ子の審査員レベルまで妄想力を全開にする話だったわけですが、漫画の「ページ切り替えたら驚きの場面」「一瞬で台詞情報を一気に伝える」といった特性を上手くアニメに変換できていなかったかなあ。例えばダブルフックアフガン針とか、原作1コマだったのがアニメ的な動きを加えた2コマに分割されていて、そこに驚くのかよという衝撃が薄まってしまっている。原作と比べて横井さんの編み物に関する上から目線が強化されていたけれど、代替にはなれていなかった感。サボテン編みぐるみを解体されて呆然とする横井さんが(先生に見えないように)絶妙な中腰で呆然としていたのが再現されていないのももったいない。ただ、解体の様子を単に早回しするのでなく横井さんの瞳に映すのは奇妙さが「目の前のことが信じられない」様に妙に合っていて笑えました。
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となりの関くん 8時限目 「将棋②」
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咲-Saki- 全国編 第8局「防塞」
©小林 立/スクウェアエニックス・咲全国編製作委員会



薄墨の異能の攻撃力を発揮させまいと自分に鞭打つ塞、しかし爆乳は空気を読まない。
能力封じと言うシンプル過ぎる能力を、直接対決ではなく周囲の動きで緊張感溢れるものにするという手法が麻雀らしい。結果だけ見る分には清澄としてはいい展開になっているにも関わらず、和以外は久が回想でちょっと喋るだけというカットぶりのせいで余計なことしいにしか見えない!www 自覚無しでやらせることで、悪役ではない絶妙なウザさが生まれているのが笑えます。久の萎縮と失点が「点数調整だよね」と言われてしまったように、和に普通に点を稼がせるのでは視聴者が飽きてしまうところなので、視点を変えることでそれを感じさせないのは上手いなあ。



こうした清澄の横へののけ方と、ようやくの掘り下げの組み合わせで今回は宮守が非常に主役っぽい。回想で仲良しぶりをアピールするのではなく、現在のシロと塞の会話でほんのりと皆への思いを感じさせる、というのは尺にもあった描き方であったように思います。エイスリンやモノクルについてはもう一歩踏み込んでほしい気はするけれど……
しかし幼女磔の異様なオカルト的派手さも目を引くが、なんで塞はチャイナ服なんだ。ダメだとは一言も言ってない!
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
咲-Saki- 全国編 第1局 「上京」
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咲-Saki- 全国編 第4局 「東風」
咲-Saki- 全国編 第5局 「神鬼」
咲-Saki- 全国編 第6局 「萎縮」
咲-Saki- 全国編 第7局 「注目」
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*阿知賀編15話感想は欠番
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©SUNRISE/BUDDY COMPLEX COMMITTE



明かされるカップリングシステムの真実の一端と、青葉とディオの可能性。
9話にしてようやくのコンビもの定番の殴り合いですが、これが「分かり合うためのツール」ではなく「分かり合ったからこその殴り合い」として使われているのが面白い。未来に帰りたいという気持ちが報われそうにないことに落ち込む青葉、かつて家族のことで悩んでいたディオ。お互いのことを知り得たからこそ、ぶつかり合うことができる。殴り合いの後に相手の事情を知る、といったものではなく、(口での)殴り合いを続けながら息ぴったりというのが実に爽快でした。単純な強敵撃破やコードT2ライズに頼るのではなく、まっとうに論理だった作戦をカップリング時間延長という手段で乗り越えるのもチート機能なのに妙にリアルロボットしている。ただその伏線としてのフェルミ博士の前のデモンストレーションや彼のキャラ立ても自然ではあっただけに、死に方だけ唐突さが悪目立ちしてしまった印象はあるかな。



落ち目のマルガレタ特務武官はもう完全に視聴者のS心を誘うキャラに……第2次スパロボZのシオニーちゃんブームに乗り切れなかった僕ですが、今回のマルガレタの様子にはゾクゾクせざるを得ない。そう思えた理由としては、彼女に死が迫る様子が描けていたことが挙げられます。直接戦闘に出るというだけで彼女の死を意識した視聴者は多いと思いますが、その後の煽り方が上手いんですよね。
正面にブラディオン→あ、死んだ
と思いきや裏周りして両腕切断→、お、生きる?
と思いきや腰から上を切断→あ、やっぱ死んだ
と思いきや爆発したけど中は無事です→お、生きる?
と思いきやコクピットが死んだ!→あ、結局死んだ?→結局生還
こうした揺り返しの中で切断されるヴァリアンサー、沈黙するコクピット、泣き叫ぶマルガレタを繋げることで、機体の外と内、視聴者とマルガレタの両方に死の臨場感を感じさせる演出がなされています。直接的な残酷さや変顔といった要素に頼らずこう描けるのは上手いなあ。さて、危ういところをアルフリードに助けられた彼女には今後どんな役割が待っているのか。
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2014年冬アニメ 視聴予定リスト
バディ・コンプレックス 第1話「出会い」
バディ・コンプレックス 第2話「ナイスカップリング」
バディ・コンプレックス 第3話「再会」
バディ・コンプレックス 第4話「決断の時」
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