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分かんないなら黙ってな/キルラキル22話他2014/3/15感想

<記事内アンカー>
キルラキル 第22話「唇よ、熱く君を語れ」
漫画感想(「シュトヘル」9巻)
漫画感想(「東京発 異世界行き」)
漫画感想(「艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 参」)


 艦これ、ようやく弥生の建造に成功。第三十駆逐隊(第一次)の出撃任務のために必要な艦娘がやっと揃いました。何より下準備のレベル上げに防空射撃演習を利用しているのですが、レベルが1番低い如月を旗艦に遠征→まとめて補給すると嫁艦の時雨ちゃんが秘書やってるのも構わず「好きよ」とか言ってくれちゃうので対応に困る、という事態をこれで回避できるのが助かる……! 如月、望月、睦月とはだいぶレベル差がありますが、当面は弥生に遠征旗艦として頑張ってもらいます。
 え、うーちゃん?いえまだドロップすらまともに探してません。Z1も加入したけどZ3とかビスマルクとかいつ建造できるやら。


キルラキル 第22話「唇よ、熱く君を語れ」
©TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会
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 和解、そして最後の戦いへ赴く流子達。
 世界は1枚の布ではない、としつつ、敵を打ち破るためにバラバラの皆が手を取り合う様子が美しい。以前使われた「目先の欲」というくくりは不自然に強調されている印象があって好きになれなかったのですが、今回よく分からないもの同士の和解を「なんだかよく分からないものを刻んでぶち込んだコロッケ」で表現してしまったのは正直、脱帽。コロッケ自体ならともかく、材料の不透明性まで伏線だったのかwww かつての敵味方が手を取り合い、決戦前に団らん……というもの自体は必ずしも他にないものではないですが、コロッケが和解の感動をロスするどころか高めて団らんに繋げているのだから素晴らしい。一方でこのシーンで皐月と一緒にコロッケを食べるのをマコにすることで、流子と皐月にほどよくデレのための段階を踏ませているのだからさじ加減も心得ている。

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 しかしコロッケのシーン、蟇郡がマコ顔のコロッケを独占していることに悶死。好代公認なのか、公認なのか!?

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 ただ和解によって(戦力差という意味ではなく)敵の層が薄くなったということも戦闘特化型カバーズの登場で感じたのですが、さしあたりは喧嘩部部長マコの復活で興奮は補われて余りあるw 一丸となっての決戦で非戦闘キャラも戦う、というのも割と見られる展開ではありますが、以前の一度だけの戦闘が盛り上げに大きく寄与しているのだから面白い。生命繊維を奪取ときたらまず四天王の極制服の再製作を思い浮かべる所でしょうから、意表を突く意味でも引きとしてよくできていました。さて、いよいよの最終決戦はどんなものになるかしらん。悪役っぷりが実に生き生きしている縫の最後を含め、楽しみです。

関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト

キルラキル 第1話「あざみのごとく棘あれば」
キルラキル 第2話「気絶するほど悩ましい」
キルラキル 第3話「純潔」
キルラキル 第4話「とても不幸な朝が来た」
キルラキル 第5話「銃爪」
キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」
キルラキル 第7話「憎みきれないろくでなし」
キルラキル 第8話「俺の涙は俺が拭く」
キルラキル 第9話「チャンスは一度」
キルラキル 第10話「あなたを・もっと・知りたくて」
キルラキル 第11話「可愛い女と呼ばないで」
キルラキル 第12話「悲しみにつばをかけろ」
キルラキル 第13話「君に薔薇薔薇・・・という感じ」
キルラキル 第14話「急げ風のように」
キルラキル 第15話「どうにもとまらない」
キルラキル 第16話「女はそれを我慢できない」
キルラキル 第17話「何故にお前は」
キルラキル 第18話「夜へ急ぐ人」
キルラキル 第19話「たどりついたらいつも雨ふり」
キルラキル 第20話「とおく群衆を離れて」
キルラキル 第21話「未完成」




<漫画感想(「シュトヘル」9巻)>
シュトヘル 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
シュトヘル 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
 伊藤悠の「シュトヘル」9巻を読了。前回ナランに拉致されてしまったユルール。2人の関わりとそれを追いかけるシュトヘル、そして彼女に迫る過去の魔の手が今回のメイン。シュトヘル(悪霊)の呼び名が彼女自身だけでなく、周囲にも与えた影響が出てきているのが面白い。本人はその業から抜け出ているのに、悪霊はむしろ増えている。かつての彼女に家族を殺されたモンゴル兵の追走劇は確かにあった筈なのに見えなかったものが感じられて、これまでとは違った重苦しさがありました。シュトヘルの言葉は酷にも感じたけれど。一方のユルールは、自分に好意的だが目的からすれば明確に障害になるナランとの会話が不思議な魅力と危うさに満ちていて、シュトヘル側とは別種の緊張感を味わわせてくれます。さて、シュトヘル達がようやくナランに追いついたこの状況、次回でどう変わるのか。

関連:
漫画感想(「シュトヘル」7巻)
漫画感想(「シュトヘル」8巻)




<漫画感想(「東京発 異世界行き」)>
東京発 異世界行き (ビームコミックス)
東京発 異世界行き (ビームコミックス)
 大武政夫の「」を読了。初期から現在に至る作品を集めた短編集です。ヒナまつり連載前の様々な作品も見られるのが嬉しいところですが、特筆すべきは投稿作にして未発表作品だった「東京発 異世界行き」が収録されていること。この話、コメディじゃなくてほろ苦い「いい話」なんですよね。あとがきを見るに、受賞後の作品で苦労する中でコメディに転向していったみたいで、それがヒナまつりのギャグの中に織り込まれたいい話(ただしギャグに使われる)として生きているんだな……と感じました。単純にコメディ作品集としても面白いですが、大武政夫の作家性や成長の記録としても意義のある1冊。

関連:
漫画感想(「かぶき伊佐」1巻、「ヒナまつり」4巻)
漫画感想(「ヒナまつり」5巻)
漫画感想(「ヒナまつり」6巻)




<漫画感想(「艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 参」)>
艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 参 (カドカワコミックス・エース)
艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 参 (カドカワコミックス・エース)
 どーも、無事時雨ちゃんとケッコンカッコカリしたので次は龍田さんレベル70を目指して4-3中の闇鍋はにわ提督です。3度ほど龍田のMVPの「天龍ちゃんがすご〜い顔で睨んでるし」直後に天龍をドロップ、「フフ……怖いか?」と繋がる奇妙な一幕がありました。
 そんなわけで「艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 参」を読了。朝潮がセンターという珍しい表紙絵。担当したyaeさんが「……朝潮メインで描いていいならます」→角川書店「そのつもりでした!!!」という粋なやりとりの上生まれたものということで、愛情感じられる目立ちぶりが美しい。

 今回1番のお気に入りは門司雪の「提督不在のショートランド」。提督が戻ってこない鎮守府を1人守る吹雪が鈴谷、熊野が建造して……という話。待ち続ける艦娘の心を吹雪自身に語らせず、その背中から鈴谷と熊野に見て取らせる描き方が美しい。語り部が比較的最近追加された2人ということで、吹雪との取り合わせの意外さも面白みの一因でしょうか。もちろん鈴熊ですから2人の友情もある。しかし初期艦の次が彼女達とかこの提督、ずいぶん引きがいいなw
 他に比較的最近追加された艦娘を扱った漫画としては、夕雲型(+長波)を題材にしたこるりの「輸送任務ですっ!」。夕雲型と言えば甘えんぼ袖に眼鏡の巻雲(異論は認めない)ですが、特に彼女がいじられ役な感じで非常にかわいい。巻雲は源久也の「大鳳さん、友達を探す」では非常にマイペースに描かれており、これまた違った魅力を味わうことができます。
 この他、初春にスポットを当てた「アイツは子供提督!」の続きであるあまがえるの「まるゆが来た!」、北上さんが女の子なかわいさを見せるちゅー太の「スーパーキュートな北上さん」、照れ屋オブ艦娘の敷波を主役にしたぐみちょこの「秘書の仕事は楽じゃない?」等、今回も楽しい短編を多数収録。いやホント、ネタが尽きないなー。

関連:
漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」1巻)
漫画感想(「Rozen Maiden」1~7巻(新装版)、「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」2巻)
漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」3巻)

漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- コミックアンソロジー 呉鎮守府編」)

漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編」1巻)
漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編」2巻)

漫画感想(「艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 壱」)
漫画感想(「艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 弐」)

漫画感想(「艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!」1巻)

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【言及】
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  •  『キルラキル』#22「唇よ、熱く君を語れ」
  • 「世界は一枚の布ではない。 なんだかよく分からないものにあふれているから世界は美しい。 その世界を守るため一緒に戦ってくれ、流子」 世の中はわけわかんねぇやつがうろうろしてるくらいがいいんだよ。 マコや鮮血、それに周りの協力のおかで正気を取り戻した流子。 純潔と結ばれていた生命戦維を無理針引き剥がし、出血多量… だがすぐさま鮮血を着て、針目縫に立ち向かう。
  • 2014.03.15 (Sat) 21:11 | ジャスタウェイの日記☆
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  •  キルラキル KILL la KILL 22話「唇よ、熱く君を語れ」の感想
  • なんか針目がラスボス化してる気が。 血ドバーをやり過ぎて完全にギャグ描写になっちゃってますが、 腕の二本を落とされても服を完成させようとする辺りの執念は、 ここにきてイっちゃったキャラとして完成してきたというか、 生命戦維の目的が大風呂敷というダジャレだった分、相対的に強く? 皐月のやろうとしてたことも結局は母親のデッドコピーだったし、 流子はもう散々の紆余曲折でただの乱...
  • 2014.03.15 (Sat) 21:24 | 真実悪路
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  •  キルラキル 第22話 「唇よ、熱く君を語れ」 感想
  • ラストに向かっていい感じに盛り上がって来てますね。 丸くなりつつも凛々しい皐月がいいですよ。 喧嘩部部長マコも復活しましたし、続きが楽しみです。 怒りに任せ生命戦維を引きちぎり、純潔を引きはがした流子は再び鮮血と合体。 縫と自分の決定的に違うもの、それは、自分の周りには「わけのわからないもの」が 沢山いることだと言い放ち、縫を圧倒する。 ようやく落ち着いて皐月と対面した流子。...
  • 2014.03.15 (Sat) 21:39 | ひえんきゃく
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  •  キルラキル 第22話「唇よ、熱く君を語れ」
  • あらすじ・・・縫いつけられた純潔を自ら無理やり剥ぎ取り、鮮血へと着替える。そして、縫を追い払い最終決戦へと向かうのだが・・・
  • 2014.03.16 (Sun) 08:31 | 続・真面目に働くアニオタ日記