これは彼の分よ!!/ウィッチクラフトワークス11話他2014/3/19感想
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ウィッチクラフトワークス 第11話「多華宮君とウィークエンド・中編」
ノブナガ・ザ・フール 第10話「節制 TEMPERANCE」

また気温が戻った……明日木曜分の感想ですが、用事のため遅れます。明後日昼などになってしまったらごめんなさい(弱気)。
ウィッチクラフトワークス 第11話「多華宮君とウィークエンド・中編」
© 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会

火々里さんとウィークエンド、決戦の時。
いよいよラストバトルが開幕。従来の原作2話分に対して先週は3話分だったわけですが、今回は更に加速して原作4話分。単行本化されている原作ストックがあと2話しかない!と思ったが平常通りのペースでやればいいだけの話か。ただ、未単行本化部分の要素が盛り込まれた場合は僕には追いつけないな。
そうした心配を置いておくと、通常時の倍の話数ということで脚本よりは見せ方に時間の詰め込みが感じられました。かざねの小町救出や火々里さんの「誰にも渡さない」、あとり(人形)の「こんな熱い展開で負けるワケがねえ」などは原作では2ページぶち抜きで描かれていたのですが、このアニメではそこまで目立っていません。アニメの大ゴマ的演出の1つと言えるタメがなく、こうした場面もあくまで連続するシーンの1つとしてしか描かれていないのです。もちろん、それで話の進行に異変をきたしたりはしていないのですが。

でもクマプロレスは増量するよ!4話で好評だったアクションは今回も健在。前回はジャイアントスイングなども駆使した、時間を使った戦い方が描かれていましたが、今回は尺に合わせるためか打撃オンリー。これによってそれほど時間を割かずに戦闘シーンが増量され、かつスピード感(特にお互い掴んでの殴り合いが素晴らしい)にも繋がっています。なお、摩訶ロンの渾身の一撃は原作ではサマーソルトではなく左ストレートでした。……宙返りなんかしてよく落ちないな、霞。

他にも、おまけ漫画のたんぽぽの様子を、地割れの原因をウィークエンドの工房爆破からクマプロレスに変更して取り込む等、尺の中にぎっちり描写を詰めつつ欲張りなこともしていますが、演出として分かりやすくなっているのがウィークエンドの回復描写。原作では立ち上がった際には既に治っているような描き方でしたが、アニメでは傷の消失と髪の復元がしっかり動きとして描かれています。こういった変化の描き方はアニメの得意分野ですね。ぬいぐるみのアップを多用することで爆弾の存在を示していたのも視聴者の理解をスムーズにしてくれていました。ただ、火々里さんが多華宮君のシャツを着ていたことについては原作よりも分かりづらくなっていたかな。原作では火々里さんがシャツを着る際にボタンを強引に留めようとする様子も描かれていたのですが、漫画ならともかくアニメで動きを加えると下品になってしまうという配慮なのかしらん。
さて、次回はいよいよ最終回。先述したようにここ2話は駆け足で話が進んでいましたから、最後はじっくりと描いて物語を締めてほしいな。期待してます。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
ウィッチクラフトワークス 第1話「多華宮君と炎の魔女」
ウィッチクラフトワークス 第2話「多華宮君と魔女達の思惑」
ウィッチクラフトワークス 第3話「多華宮君とクロノワールの罠」
ウィッチクラフトワークス 第4話「多華宮君といじわるな妹」
ウィッチクラフトワークス 第5話「多華宮君と石眼石手の魔女」
ウィッチクラフトワークス 第6話「多華宮君と愛の試練」
ウィッチクラフトワークス 第7話「多華宮君とノブレス・オブリージュ」
ウィッチクラフトワークス 第8話「多華宮君と火々里さんの傷」
ウィッチクラフトワークス 第9話「多華宮君と終わりの魔女」
ウィッチクラフトワークス 第10話「多華宮君とウィークエンド・前編」
漫画感想(「セレスティアルクローズ」5巻、「ブロッケンブラッド」9巻、「いなり、こんこん、恋いろは。」5巻、「ウィッチクラフトワークス」4巻)
漫画感想(「ウィッチクラフトワークス」5巻、「我間乱」20巻)
漫画感想(「ウィッチクラフトワークス」6巻)
ノブナガ・ザ・フール 第10話「節制 TEMPERANCE」
© 河森正治・サテライト/ALC/GP/ノブナガ・ザ・フール製作委員会



明るいお調子者のヒデヨシ。そんな彼に隠された秘密が明かされる。
というわけでヒデヨシにスポットを当てて新型大イクサヨロイも登場する回。あんな騒ぎ起こしてタカマガハラと外交問題にならないのかとか、万全を期すならそもそも大イクサヨロイに簡単に乗れないようにしておけとか、そもそもゴ・クウは誰を乗せるつもりで取り寄せたのかとかツッコミ所はキリがないのだけど、展開がヒデヨシの心情の起伏に富んでいる点は面白い。
特に秀吉の「自分を引き立ててくれた信長が大好き」というよく描かれる意識と、結果を見れば下克上することになったという事実を、ノブナガとヒデヨシの戦国らしい上下関係と友情に落とし込んでいるのは非常に上手かった。まあ、今後この関係を生かす余裕はなさそうな気も正直するけどw 秀吉で猿で悟空でロボットで筋斗運というのは単品では面白いのだけど、中華要素0のこの作品ではちょっと唐突だったかな。
※本文と全く関係のないキャプ画があるのは仕様です。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
ノブナガ・ザ・フール 第1話「星 THE STAR」
ノブナガ・ザ・フール 第2話「恋人 THE LOVERS」
ノブナガ・ザ・フール 第3話「戦車 THE CHARIOT」
ノブナガ・ザ・フール 第4話「魔術師 THE MAGICIAN」
ノブナガ・ザ・フール 第5話「塔 THE TOWER」
ノブナガ・ザ・フール 第6話「力 STRENGTH」
ノブナガ・ザ・フール 第7話「秘儀王 THE HIEROPHANT」
ノブナガ・ザ・フール 第8話「棒 WANDS」
ノブナガ・ザ・フール 第9話「月 THE MOON」

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【言及】
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http://blog.livedoor.jp/sumi4460/archives/68107934.html
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火々里さんとウィークエンド、決戦の時。
いよいよラストバトルが開幕。従来の原作2話分に対して先週は3話分だったわけですが、今回は更に加速して原作4話分。単行本化されている原作ストックがあと2話しかない!と思ったが平常通りのペースでやればいいだけの話か。ただ、未単行本化部分の要素が盛り込まれた場合は僕には追いつけないな。
そうした心配を置いておくと、通常時の倍の話数ということで脚本よりは見せ方に時間の詰め込みが感じられました。かざねの小町救出や火々里さんの「誰にも渡さない」、あとり(人形)の「こんな熱い展開で負けるワケがねえ」などは原作では2ページぶち抜きで描かれていたのですが、このアニメではそこまで目立っていません。アニメの大ゴマ的演出の1つと言えるタメがなく、こうした場面もあくまで連続するシーンの1つとしてしか描かれていないのです。もちろん、それで話の進行に異変をきたしたりはしていないのですが。

でもクマプロレスは増量するよ!4話で好評だったアクションは今回も健在。前回はジャイアントスイングなども駆使した、時間を使った戦い方が描かれていましたが、今回は尺に合わせるためか打撃オンリー。これによってそれほど時間を割かずに戦闘シーンが増量され、かつスピード感(特にお互い掴んでの殴り合いが素晴らしい)にも繋がっています。なお、摩訶ロンの渾身の一撃は原作ではサマーソルトではなく左ストレートでした。……宙返りなんかしてよく落ちないな、霞。

他にも、おまけ漫画のたんぽぽの様子を、地割れの原因をウィークエンドの工房爆破からクマプロレスに変更して取り込む等、尺の中にぎっちり描写を詰めつつ欲張りなこともしていますが、演出として分かりやすくなっているのがウィークエンドの回復描写。原作では立ち上がった際には既に治っているような描き方でしたが、アニメでは傷の消失と髪の復元がしっかり動きとして描かれています。こういった変化の描き方はアニメの得意分野ですね。ぬいぐるみのアップを多用することで爆弾の存在を示していたのも視聴者の理解をスムーズにしてくれていました。ただ、火々里さんが多華宮君のシャツを着ていたことについては原作よりも分かりづらくなっていたかな。原作では火々里さんがシャツを着る際にボタンを強引に留めようとする様子も描かれていたのですが、漫画ならともかくアニメで動きを加えると下品になってしまうという配慮なのかしらん。
さて、次回はいよいよ最終回。先述したようにここ2話は駆け足で話が進んでいましたから、最後はじっくりと描いて物語を締めてほしいな。期待してます。
関連:
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ウィッチクラフトワークス 第1話「多華宮君と炎の魔女」
ウィッチクラフトワークス 第2話「多華宮君と魔女達の思惑」
ウィッチクラフトワークス 第3話「多華宮君とクロノワールの罠」
ウィッチクラフトワークス 第4話「多華宮君といじわるな妹」
ウィッチクラフトワークス 第5話「多華宮君と石眼石手の魔女」
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ウィッチクラフトワークス 第7話「多華宮君とノブレス・オブリージュ」
ウィッチクラフトワークス 第8話「多華宮君と火々里さんの傷」
ウィッチクラフトワークス 第9話「多華宮君と終わりの魔女」
ウィッチクラフトワークス 第10話「多華宮君とウィークエンド・前編」
漫画感想(「セレスティアルクローズ」5巻、「ブロッケンブラッド」9巻、「いなり、こんこん、恋いろは。」5巻、「ウィッチクラフトワークス」4巻)
漫画感想(「ウィッチクラフトワークス」5巻、「我間乱」20巻)
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ノブナガ・ザ・フール 第10話「節制 TEMPERANCE」
© 河森正治・サテライト/ALC/GP/ノブナガ・ザ・フール製作委員会



明るいお調子者のヒデヨシ。そんな彼に隠された秘密が明かされる。
というわけでヒデヨシにスポットを当てて新型大イクサヨロイも登場する回。あんな騒ぎ起こしてタカマガハラと外交問題にならないのかとか、万全を期すならそもそも大イクサヨロイに簡単に乗れないようにしておけとか、そもそもゴ・クウは誰を乗せるつもりで取り寄せたのかとかツッコミ所はキリがないのだけど、展開がヒデヨシの心情の起伏に富んでいる点は面白い。
特に秀吉の「自分を引き立ててくれた信長が大好き」というよく描かれる意識と、結果を見れば下克上することになったという事実を、ノブナガとヒデヨシの戦国らしい上下関係と友情に落とし込んでいるのは非常に上手かった。まあ、今後この関係を生かす余裕はなさそうな気も正直するけどw 秀吉で猿で悟空でロボットで筋斗運というのは単品では面白いのだけど、中華要素0のこの作品ではちょっと唐突だったかな。
※本文と全く関係のないキャプ画があるのは仕様です。
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2014年冬アニメ 視聴予定リスト
ノブナガ・ザ・フール 第1話「星 THE STAR」
ノブナガ・ザ・フール 第2話「恋人 THE LOVERS」
ノブナガ・ザ・フール 第3話「戦車 THE CHARIOT」
ノブナガ・ザ・フール 第4話「魔術師 THE MAGICIAN」
ノブナガ・ザ・フール 第5話「塔 THE TOWER」
ノブナガ・ザ・フール 第6話「力 STRENGTH」
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