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何を言っとる/ウィッチクラフトワークス12話他2014/3/26感想

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ウィッチクラフトワークス 第12話(最終回)「多華宮君とウィークエンド・後編」
ノブナガ・ザ・フール 第11話「死神 DEATH」


 本日はお世話になった人の定年退職の慰労会。本当にたくさんの人に慕われたものです、お疲れ様でした。


ウィッチクラフトワークス 第12話(最終回)「多華宮君とウィークエンド・後編」
© 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会
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 起動してしまったウィークエンドの爆弾。多くの命が失われていくことを感じた多華宮君が願ったものは。
 今回特に秀逸に感じたのはウィークエンドの爆発が「避難所」を飲み込んだ時のSE。無数の星の煌めく宇宙を爆発が広がっていく様子は映像化すればそれだけで美しいものの、「何かが失われる」という感覚には乏しい。かといって、星々は人々の命の象徴である以上、単純に星が消える様子を接写しても意味が無い。爆ぜるようなSEを重ねることで「星が消えている」こと、多華宮君が視た瞬間生々しい音を重ねることで「命が失われていること」をスピード感を損なうことなく表現しているのはよくできた演出であったなと思います。
 原作ではこれはあくまでエピソードの区切りですが、アニメにとってこの話は最終回。なので、今回はこれまで登場したキャラをおおよそ総ざらいするように描写が追加されています。摩訶ロンとたんぽぽのウサギのやりとりやかざねvsクロノワールのダイジェスト対決などもそうですが、まさか星組の出番が再びあるとは。やってることは変わらないけどw おかげで非常に賑やかではあったけれど、もう少しラストに多華宮君と火々里さんの会話が欲しかったかな、という気はしました。余韻という意味では、火々里さんが1週間ほど昏睡状態が続き、目覚めて皆が駆け寄る原作の方が感じられたかな。

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 漫画をアニメ化した作品はあまたありますが、それを褒める際に1番使われるのが「原作への愛を感じるアニメ化」という言葉。僕としてもそう感じる作品は少なくありませんが、この作品に対してはそうした形容をする気にはなれませんでした。スタッフが原作の熱心なファンである場合、しばしばそれは「偏愛」を生むことがあって、1シーンが猛烈に膨らませられたりする。それくらいならむしろ面白さに繋がりますが。下手をすれば視聴者を不快にするプッシュぶりになることだって珍しくはありません。でも、このアニメにはそうした「偏り」がまるで感じられない。強いて挙げるならたんぽぽ達KMM団のEDへの抜擢がありますが、本編中の出番は基本的に「おまけ漫画」を拾った結果できているものであって、これもやっぱり過度なものではない。そうして全てのバランスを崩すことなく、かつ漫画からアニメにスムーズに変換できている点に水島努の基礎能力の高さを感じました。もちろん、J.C.STAFFとオレンジが原作に劣らない美術力を発揮してそれに応えてくれたことも外せない。
 原作愛を感じるアニメ化を芸術品と評するなら、このアニメ化は冷静に積み重ねられた工芸品と呼ぶのが相応しい代物であったなと思います。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

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 なお、キャプ画を2枚割いているように個人的にはクロノワールがお気に入り。漫画と違って進行ペースの関係で出番の断絶が短いこともありますが、ロリババア口調って声が付くと魅力が倍加するもんですね。

関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト

ウィッチクラフトワークス 第1話「多華宮君と炎の魔女」
ウィッチクラフトワークス 第2話「多華宮君と魔女達の思惑」
ウィッチクラフトワークス 第3話「多華宮君とクロノワールの罠」
ウィッチクラフトワークス 第4話「多華宮君といじわるな妹」
ウィッチクラフトワークス 第5話「多華宮君と石眼石手の魔女」
ウィッチクラフトワークス 第6話「多華宮君と愛の試練」
ウィッチクラフトワークス 第7話「多華宮君とノブレス・オブリージュ」
ウィッチクラフトワークス 第8話「多華宮君と火々里さんの傷」
ウィッチクラフトワークス 第9話「多華宮君と終わりの魔女」
ウィッチクラフトワークス 第10話「多華宮君とウィークエンド・前編」
ウィッチクラフトワークス 第11話「多華宮君とウィークエンド・中編」




ノブナガ・ザ・フール 第11話「死神 DEATH」
© 河森正治・サテライト/ALC/GP/ノブナガ・ザ・フール製作委員会
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 カエサルとの決着に燃えるノブナガ達。思惑は成功するも、カエサルは思わぬ力を発揮して……
 シンプル過ぎる作戦とそれにまんまと乗るカエサル、というあたり相変わらず戦闘の運びはあまり上手くないのだけど、「そもそも3対1でこっちが有利だろ」というツッコミが頭から消えていたことに視聴後気付きました。ダメなのは一緒だが化かされた気がしないでもないw ハヤシやシバタの謀殺レベルの退場劇と言い、どこから計算なのか判断に悩むな。中盤にも関わらず未だに戦いの舞台がオダ家居城近辺でスケールに見合っていない感もあるし……
 ただ、混乱するジャンヌを慰めるノブナガの言葉がタロット引きの場面を利用しているのはなかなか上手くはまっていて、珍しく彼をかっこよく感じました。茶会はまあ次回待ち。

関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト

ノブナガ・ザ・フール 第1話「星 THE STAR」
ノブナガ・ザ・フール 第2話「恋人 THE LOVERS」
ノブナガ・ザ・フール 第3話「戦車 THE CHARIOT」
ノブナガ・ザ・フール 第4話「魔術師 THE MAGICIAN」
ノブナガ・ザ・フール 第5話「塔 THE TOWER」
ノブナガ・ザ・フール 第6話「力 STRENGTH」
ノブナガ・ザ・フール 第7話「秘儀王 THE HIEROPHANT」
ノブナガ・ザ・フール 第8話「棒 WANDS」
ノブナガ・ザ・フール 第9話「月 THE MOON」
ノブナガ・ザ・フール 第10話「節制 TEMPERANCE」


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  • 2014.03.26 (Wed) 23:42 | ぬる~くまったりと
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  •  ウィッチクラフトワークス 第12話「多華宮君とウィークエンド・後編」
  • キスしないのかよ!(笑) 多華宮君は最後までヘタレでした(^^;  彼らしいですけどね~。    街中に仕掛けられた爆弾の起爆スイッチは、ウィークエンドによってついに押されてしまう。 仄は爆破された街と人々の命を救うため、エヴァーミリオンの召喚を決意。 だがそれは、自身と綾火の命が失われることを意味していた――。
  • 2014.03.26 (Wed) 23:43 | 空 と 夏 の 間 ...
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  •  ノブナガ・ザ・フール NOBUNAGA THE FOOL 11話「死神 DEATH」の感想
  • 急にカエサルが勝つよ! なんか星を味方につけたので勝つよ! ってそんな理由じゃダメだろ。 一騎打ちで負け、策に引っ掛かってオオイクサヨロイを奪われ、 負けが重なって本気を出したというか策をしっかり練ってきたとか、 カエサル本人の行動の結果としてノブナガを上回るようにならないとさ。 えーと、神器持ちのオオイクサヨロイ三機で周辺国は飲み込めそう。 そんな雑なパワーバランスです...
  • 2014.03.27 (Thu) 07:43 | 真実悪路
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  •  『ウィッチクラフトワークス』#12「多華宮君とウィークエンド・後編」(最終回)
  • 「多華宮くんは死なないわ。私が死なせない」 街のみんなを守るため、ウィークエンドvs綾火のもとに駆けつけた多華宮。 愛のパワーのおかげで綾火が勝利を得たが、 このとき『追憶の回廊』に仕掛けられた爆弾のスイッチを押されてしまった。 どうやらもとから多華宮が来たらスイッチを押す手はずだったのらしい。 多華宮に白姫の封印を解かせ、その力を得るのが目的なようだが…とうとう最終回です!
  • 2014.03.27 (Thu) 07:48 | ジャスタウェイの日記☆
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  •  ノブナガ・ザ・フール #11
  • ついにノブナガとカエサルが激突しました! ヒデヨシがゴクウを手に入れたことで、オダ軍はより強力な力を持つことになりました。そのため周辺諸国は、オダと同盟するか、それとも戦うか、決断を迫られることとなったのでした。しかし、ノブナガはもしカエサルが攻めてくるとしたら今だと読んでいました。複数の大イクサヨロイを手に入れたとはいえ、オダ軍はまだその運用に慣れていないからです。 そしてノブ...
  • 2014.03.27 (Thu) 16:52 | 日々の記録
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  •  [終]ウィッチクラフトワークス 第12話
  • [終]ウィッチクラフトワークス 第12話 『多華宮君とウィークエンド・後編』 ≪あらすじ≫ 街中に仕掛けられた爆弾の起爆スイッチは、ウィークエンドによってついに押されてしまう。仄は爆破された街と人々の命を救うため、エヴァーミリオンの召喚を決意。だがそれは、自身と綾火の命が失われることを意味していた――。 (公式HP ストーリー 第12話より抜粋) ≪感想≫ ...
  • 2014.03.27 (Thu) 21:23 | 刹那的虹色世界
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  •  ノブナガ・ザ・フール 第11話 『死神(DEATH)』 慢心は失敗フラグ。
  • 大戦鎧三体、しかも全部神器持ち!オダ家の戦力はかつて無いほどに強大化。強いと味方になりたがる連中が多い一方、反発も強まっていくと。折しもカエサルがオダ領に本格侵攻し、サクマとシバタ討死。これまで足引っ張ってたけど、前回は卑弥子と交渉に行くなどそれなりに働いていた。史実でも追放されたサクマはまだしも、シバタの扱いはビックリですね。 オダ領内では領民の避難を進め決戦に備えると。ここでジャンヌの様...
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